「日新」は、中国の最も重要な四冊の古典である「四書」の筆頭「大学」の中の「まことに日に新たに、日々に新たに、また日に新たなり」から取ったもので、明治期くらいまでは学校名等によく使われていた言葉です。古代の帝王が毎朝顔を洗うときに使った「たらい」に刻ませた言葉で、「身体の垢を除き去るがごとく、その心をも洗い清めて日々自らを新たにしなければ人民はついてこない」という故事は「まず上が自らを顧みて自己革新に努めなければ下はついてこない」という考え方の源泉です。

教育というものが「点数・成績・偏差値・合格」に止まらないものであるならば、そしてまだ完成していない子供たちの人間形成に関与すべきものならば、教師の日々の自己革新なくして生徒の成長は考えられないはずです。

同じ教育といっても公教育と私教育では色々な面で大きく異なります。それぞれ良い面と悪い面がありますが、特に私教育の悪い面として、偏差値(合格)至上主義・商業主義などがよく挙げられます。私たちは十年前後大手学習塾で授業のみならず経営にも携わってきました。現場には、当然、純粋な気持ちだけで生徒と接している教師もいます。しかし、私達には生徒集め第一主義としか思えない企業体質、特に手段を選ばない合格実績集めなどには、内部にいる人間としても忸怩たるものを禁じ得ませんでした。それでも看板が大きくなり、駅前に大型教室を出せば生徒は自然に集まり、塾はますます大きくなっていくのです。

ボランティアではないのだから、どんな企業も社員の生活のため、自らの発展のため、利潤を追求すべきでしょう。しかし、こと子供の将来に関与する可能性の高い「教育」に限って言えば、「利益主義」は非常に危険な、ゆがんだものになる可能性が高いのではないでしょうか。だからこそ私たちは、大手塾での「理念なき安定」をなげうって、私たちの考える「私教育の理想」を実現するために、マンションの一室からの出発を選び、総合教育産業を目指す「草茅社(そうぼうしゃ)」、さらにその学習塾部門である「日新義塾」を創立しました。

まだまだちっぽけな存在ですが、「教育はより良いものが生き残る」ということを信じて、そして創業の志を忘れずに精進していく所存です。地域、保護者の皆様には、何卒、ご理解ご支援を賜りますよう伏してお願いいたします。

平成九年三月 草茅社 代表取締役 笹山内志

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